2018
10.09

成果を出す思考術~「イライラ」からの脱出は「休む」こと~

マネージメント

仕事に追われている時、気持ちに余裕がなくなるとイライラしてしまいます。

管理者になると、スタッフの状況や各病棟の動きを確認することが多くなりますから、その分、イライラしてしまう機会も増えてしまいます。

イライラしても仕事が進むわけでもないのに、ちょっとしたことにイラつく自分にまた「イライラ」…私はこれを「負のスパイラル」と呼んでいます。

「負のスパイラル」があると気持ちばかりが焦ってしまい、思考停止につながります。

 

この「負のスパイラル」、解決するにはどうしたらよいのか、それもわかっています。

ズバリ、『休む』こと!です。

管理者になって20数年の経験からですが、身体を休めるのはもちろんのこと、「精神」、「こころ」を休めることが大切なのです。

「イライラ」のときその状態を解決するとき、大好きな言葉があります。

疲れていると思考が止まります。そんな時に想い出すマザーテレサの言葉です。

『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。』
『言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。』
『行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。』
『習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。』
『性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。』

この言葉を想い出すたびに、自分の運命は自分の責任でもあると感じます。

今ある状況を他人のせいにしないことが大切です。

日常の「イライラ」も、自分で乗り越えていく、少しの勇気と思考の転換が重要となります。運命は自分自身の思考にあるのかもしれませんね。

 

辛くても、一歩踏み出すと解決に向かい、笑顔になれます。

管理者は、スタッフの前ではいつの日も、“スマイル、スマイル”でいることは大切ですが、一方で、イライラしたとき、疲れたときは、『とりあえず休む』に限ります。

イライラからくる思考停止の特効薬、『とりあえず休む』!

この“とりあえず”の思考が、運命を変えるかもしれませんね。

マザーテレサの言葉では、思考と運命は繋がっていますから!

 

執筆者:もろずみなおこ

看護部長として10年間、看護管理者となってから約20年間、人材育成、後進の育成に邁進してきました。
長所は超ポジティブ、短所はポジティブすぎること。逆風の中での、病院経営や人材育成を語ることが大好きです。

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