2019
06.10

開業する理由、やりたいことは明確になっていますか?

地域医療

私は医薬品卸企業でクリニック開業のサポートをするチームに所属しています。開業を検討されている医師から相談を直接いただくこともありますが、8割以上は開業サポートをした医師からの紹介や医療関連企業、税理士からの紹介です。

開業希望の医師に初めて会う際に必ず聞くことがあります。それは、「なぜ開業をするのか?」ということです。実はこの「なぜ」の答えによって、サポートする内容や範囲は大きく変わります。開業される理由は、

  • 「病院では自分がしたい治療ができないから」
  • 「地域医療に貢献したいから」
  • 「元々、開業したかった」

などです。中には

  • 「先輩や後輩が開業したから自分も」

という意見もあります。

開業サポートで携わるのは開業の約2年前からです。「なぜ開業をするのか?」と同じく「開業で何を実現したいか?」を最初に聞くようにしています。開業に向けて何度も何度もヒアリングすることで実現したい夢や目標が、より具体的なイメージとして描けるようになります。

「今、夢は無いけど開業までまだ2年あるしそのうち考えるよ」という医師もいます。しかし人はイメージできないことに対して不安になりますし、イメージできないことは実現できません。そんな医師には「3年後、どうなっていたいですか?」と質問します。こうすれば「あのようになりたい」いう意見が出てきます。

「自分がこんなことを言っても良いのかな?」「なれなかったらどうしよう」なんて考える必要はありません。そこに向かって行こうという想いが大切です。

医師にとって開業準備は初めてのことばかりです。つまり、不安でいっぱいです。やりたいことが明確になれば不安は解消されます。開業サポートとは建築や機器などの目に見える部分のサポートと、目に見えない想いの可視化のサポートが必要です。全力でサポートすることで、医師の夢実現確率を高めています。

執筆者:田中秀幸(Hideyuki Tanaka)

株式会社ファイネス 医業開発室に所属し、クリニック開業サポート、クリニック承継サポートを中心に活動しています。 スポーツが好きで、中学クラブチームのメンタルコーチや医療・介護・福祉関係者へメンタル講習をしています。

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