04.23
はじめまして!のハピ長が考える「ハッピーなクリニック」とは ~ それぞれの立場の「安心感」をつくる~
はじめまして。
ハッピーな事を考えることが大好きな元クリニック事務長、「ハピ長」と申します。
まずは簡単に自己紹介を。
ハピ長は約10年間、一人医師クリニックの事務長をしていました。院長と理念を共にし、看護師、検査技師、医療事務などのスタッフ達をまとめてきました。
人事労務・経理・総務・企画運営など、クリニックの根幹を支える仕事をさせていただき、私自身とても学びの多い10年でしたし、楽しいことばかりではありませんでしたが、大きなやりがいを感じることが出来た期間でもありました。
患者さまやスタッフと関わることで、健康とは、、幸せとは、、生きがいとは、、人生とは、、人とは、、色々と考えさせられることも多かったように思います。
また事務長として法人解散、クリニックの立ち上げ、法人成り、承継など、クリニックの節目にも多く携わりました。この10年で学び感じたことを、皆さまとシェアしていければ大変嬉しく思います。これからどうぞお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
それではまず、私が大好きだったクリニックの特徴を一つ挙げてみます。
そこは “安心感” に満ちていました。
(患者目線)
①この院長に診てもらえるという安心感
②この看護師さんと話せる安心感
③この医療事務さんが対応してくれる安心感
④清潔感のある居心地の良さからくる安心感
(スタッフ目線)
⑤医療のことで分からないことがあっても院長に聞ける安心感
⑥何かあっても院長が守ってくれるという安心感
⑦何かあった時、何でも事務長に相談できる安心感
⑧ここの仲間と働けるという安心感
⑨ミスをしても報告しやすい安心感
⑩自分たちが自分たちらしく働ける安心感
⑪急なお休みにも対応してもらえる安心感
(院長目線)
⑫自分の味方でいてくれる事務長がいる安心感
⑬信頼できるスタッフがいる安心感
⑭診療に集中できる環境がある安心感
このように色々な安心感に包まれていました。
細かく見ていけば、もっと出てくるかもしれません。
これって「心理的安全性が保たれているクリニック」ということで、患者さまにとっても、スタッフにとっても、院長(経営者)にとってもハッピー、ということだと思います。
もちろんこの“安心感”、最初からあったわけではありません。
10年前の状態はというと、スタッフ同士の仲が部門間で悪く、また同じ部門内でも先輩後輩の間はピリピリし、スタッフ同士の連携や部門間の連携も良くありませんでした。陰口を叩く人もいたり態度に出す人もいたりと、この環境では当然のごとく多くのスタッフが不満を抱いていました。
院長もスタッフのことをあまり信頼できず、仕事の出来ない面にフォーカスしてしまったり、スタッフの入退職も頻繁で足並みがなかなか揃わないことへのストレスもありました。それだけが原因ではありませんでしたが、あまり居心地が良いとは言えませんでした。
患者さま、スタッフ、院長、皆にとって居心地の良いクリニックを作ること、私は事務長としてそこに重点を置きながら少しずつ安心感を増やしていけるようにしていきました。
小さな安心感が集まって、大きな安心感につながり、クリニック全体の雰囲気として患者さまに伝わります。
さて、あなたの職場ではいくつの安心感が見つかりましたか?
ハピ長
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