2022
02.13

人事異動と心の栄養剤

職場環境

コロナの第6波。冬の厳しい寒さと相まって、出かけられないつらさが重たくのしかかりますね。3月になれば春を感じる、過ごしやすい季節になります。それまで、なるべく免疫力をあげて、元気に過ごしたいところです。

さて、私が勤める病院では3月に人事異動があります。働き慣れた部署を異動し、馴染みがないスタッフと働くのは慣れるまで緊張の連続です。ただ、「住めば都」というように、慣れると楽しく働きやすくなるのが面白いところです。若いスタッフは短期間での異動先に移ることに落ち着かない感じもあるようですが、経験を積むということが後々とても大きな財産になると考えています。

「慣れ」はコミュニケーションの取りやすさ、業務の効率化に繋がるよい面もありますが、異動がないと「変化」が置きにくく、業務改善、新たなコミュニティーの広がりに繋がりにくい面もあります。

異なる(新たな)部署に異動した際に感じる違和感は、「よい変化」を産むエネルギーを産むため、「前と違う、やりにくい」という一見「負の感情」は見方を変えると「こういうやり方もあるのだな、こうするともっと働きやすいな」という「正の感情」に一転できると思っています。

こういった「気付き、アイデア」は異動した人の方が思いつきやすく、年齢等に関係なく発信してもらえると、管理職としても有り難いことだと感じています。自身が望んでいた人事異動ではなかった人も、新しい環境を楽しむ機会、能力を発揮できる機会と捉えてもらえると嬉しいと思っています。

そうはいっても、異動直後は相当の労力、精神的負担がかかります。頑張る自分への栄養補給は十分に行う必要があると思っています。心の栄養補給には「自身の好きなもの」が効果的です。

そこで、長崎びいきの私からのおすすめは、エネルギー源になる甘い物を紹介したいと思います。
まず1つ目にご紹介するのは、長崎の伝統菓子「桃カステラ」です。

ご賞味いただいたことはあるでしょうか?
下はカステラで、上の桃の部分は砂糖でできています。

手のひらいっぱいの大きなお菓子で、大変甘いものですが、時々無性に食べたくなる、どこか懐かしい味のお菓子です。こちらは、縁起のよいお菓子として初節句やおひな祭りなどにも用いられます。昔は節句の時期限定でしたが現在は年中作られているようです。長崎のカステラ屋さんや和菓子屋さんはどこも作っており、味比べも楽しいですよ。
ちなみに、私のおすすめは「万月堂」です。

2つ目は、福砂屋の季節のキューブカステラ「フクサヤキューブオランダケーキ」です。

伝統のカステラにココア、胡桃、レーズンが入っている洋風カステラです。こちらは通常、一斤のケーキになりますが、2月1日から14日までの期間限定にて食べやすいキューブタイプが発売されます。オンラインでも購入できます。

3つ目は、同じく福砂屋の「ビスコチョ」です。


こちらは、カステラのラスクのようなイメージのお菓子です。

製造過程で破棄されてきたカステラの端の部分を使用して製造されているそうですが、食感はカリッとして甘すぎず食べやすかったです。日持ちが長いのもよい所、昨年発売されたばかりのお菓子になります。

今回は長崎のカステラ3姉妹をご紹介致しました。
まだまだ国内旅行も気軽に行ける状況ではありませんが、美味しい物を食べて癒やされたいですね。

日々頑張る自身へのご褒美に、心の栄養剤に長崎銘菓はいかがでしょうか?
美味しいものを食べて、第6波もみなで乗り越えましょう(^^)

執筆者:maittankobu
作業療法士として20年目。いつの間にか管理職11年目となり、いつまでも働けるこころと身体作りをモットーに、日々楽しく勉強中です。

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