2020
12.31

年末のご挨拶~まさに働き方を考える時代へ

ごあいさつ

 今年も残すところわずかとなりました。昨年の今ごろは、2020年がこんな一年になるとは誰もが思っていなかったことと思います。

 2020年が始まり間もなく、新型コロナウイルスにより世界中が恐怖と混乱へ。日本は今、第3波の影響により昨年と全く違う年末年始を迎えられている方も多いのではないでしょうか。

 2020年は、私たちの働き方を真剣に考える一年であったと思います。政府が推し進めてきていた「働き方改革」は、その必要性が浸透しないまま、取り組む企業が少ない状況でもありました。しかし、人との接触が感染予防対策であることから、テレワークが急速に取り入れられるようになりました。総務省の調査によると、2020年3月のテレワーク実施状況と比較すると、同年4月の実施状況は2倍に増加しているというデータもあります。
 働き方、仕事の仕方に工夫を取り入れざるを得ない状況だったことは否めません。2021年は更にこれを推し進めることが求められる一年になるのではないでしょうか。

 一方で、医療の現場は日々感染拡大が進む中で、常に緊迫、逼迫している状況が続いています。働き方改革どころではない状況下で、エッセンシャルワーカーである医療従事者の皆さんが私たちの生活を守ってくださっていることを心から感謝するとともに、感染を拡大させないために私たち一人ひとりが責任をもった行動をし続けることも大切と考えます。

 医療経営オンラインの執筆陣も、2020年は新型コロナウイルスに関するコラムが多く、それだけ医療およびそれを取り巻く職場での影響を感じております。2021年も変わらず、執筆陣の現場の声をお届けしつつ、読者の皆様へ更なる有益な情報を発信してまいりたい所存です。

 読者の皆様、今年も医療経営オンラインにアクセスしてくださいましてありがとうございました。どうぞよいお年をお迎え下さいませ。皆様にとりまして、2021年も素敵な一年でありますこと、健やかな一年でありますことを心より願っております。

医療経営オンライン
編集長 下田 静香

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