05.21
withコロナにおける2年間を振り返って
こんにちは。
毎日過ごしやすい季節となりました。
九州南部は既に梅雨入りしており、季節の移り変わる早さに驚いています。
私が本コラムを担当させていただき、なんと2年が過ぎていました。
2年前のコラムには、コロナ渦をどう過ごすか、といった内容が多かったです。自身の想いを振り返りながら、この2年間での変化を感じてみました。
まず、「マスク」が眼鏡をかけるように生活必需品となりました。
海外では既に屋外でのマスクオフが進んできているようですが、家にいる時以外に装着するのが習慣化して、簡単には外せない気持ちになっています。2年前までは体調不良時にしか着けるものではなかったのに。
とはいえ、マスク下でのコミュニケーションは対人交流において阻害されるマイナス部分も非常に大きいため、安心してマスクオフできるのが楽しみです。
この2年半、飛行機に乗って県外に出ることは一切出来ませんでした。病院の行動規制はもちろんですが、学会や研修会もオンライン化が進むなど、足を運ばなくても出来ることが増えたという良い側面もあると思います。
しかし同じくらい、対面で行う良さも実感しており、両者がバランスをとって開催されると良いのかな~などと感じています。学会は今年度から現地開催も増えているため、積極的に参加して会える人に会うことをトライしていきたいと考えています。
私生活では、3月に大学院を修了しました。修士課程から6年、あっという間でした。4月から客員研究員として在籍しているため、大きく生活が変わる訳ではありませんが、無事に修了出来たことでほっとしましたし、気持ち的には一区切りできた様に感じています。自身の課題は多く、まだまだ出来ることは少ないのですが、焦らず、こつこつと取り組んでいきたいと思います。
「大学院行ってよかった?」と聞かれたら「100%よかった」と答えられます。目的はその人によって異なると思いますが、病院だけでは学べなかった新しいドアを開くことが出来たように感じています。私個人としては、興味があるならゼミのドアをたたき、情熱があるなら受験へのステップを踏むことをお勧めしています。
職場では、3月より所属部署および役職も変わりました。今まで病棟という現場でしか働いてきていませんでしたが、「教育・管理」に携わるようになりました。これまでは、「自身の部署」を考えることからスタートしていましたが、今は「法人全てのリハ」を考えるようになりました。リハに関わる仕事であっても、新しく学ぶことばかりで、分からないことも多いのですが、また新しいドアが開けた気持ちで臨んでいます。「働きやすい職場作り」のために出来ること、それと同時に「働きがい」のある職場でもありたいと思います。1人ではなくチームで取り組んでいくので、こちらもワクワクしています。
2年間とは違って、社会も「with コロナ」になってきました。
環境や状況に合わせて自身の思考や取り組みなど柔軟に対応することが求められているように感じています。私自身も環境の変化もあり、視野を広げるタイミングが来ているため、今年度は「開けたドアの先を楽しむ」ことを目標にしたいと思います。
今週、2年半ぶりの東京です。リハビリもかねて、学会発表がてら県外に出かけてみたいと思っています。今年は、今まで会えていなかった人たちに沢山会えると嬉しいですね。
皆さんの今年の目標、楽しみは何ですか?
maittankobu
作業療法士として22年目。管理職13年目となり、最近は「教育・人材育成」に関心を持って取り組んでいます。誰もがいつまでも働けるこころと身体作りをモットーに、日々楽しく勉強中です。
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