『人との向き合い方』

こんにちは。
東京オリンピック・パラリンピックも終わり、2021年も残り4ヶ月を切りましたね。
私は昨年自宅のテレビを処分したため、ヤフーニュースで選手の活躍を聞き、オンタイムでは全く楽しめなかったため、ちょっぴりテレビがあればと残念に思いました。
コロナの感染拡大の中、心から楽しめなかった方も多いかもしれませんが、やはり頑張る姿にパワーをもらえますね。ひとつのことに真摯に取り組み、高みを目指す姿勢と切磋琢磨する心意気に感心すると共に自身に置き換えて考える機会にもなったように思います。

タイトルに『人との向き合い方』と書きましたが、「人」には「自分」も含んでいます。
ここ数週間、繁忙を理由に心の余裕を持てていなかったと反省しつつ、疲れた自分をどう休ませるといいのか、自問自答もしました。
コロナ拡大により、病院フェーズは最高となったまま1ヶ月が過ぎ、独り身の私は職場以外では誰とも接することが出来ない日々を送っています。Zoom飲みやメールなどでの近状報告などで気を紛らわせる時間もありますが、やはり大半は独りのため、おのずと自分と向き合うことになります。
今は、ちょっと疲れた心と体のいたわり方、癒やし方のバリエーションが欲しいと感じています。
日々の楽しみ(リフレッシュ)が、寝るか飲むかのほぼ2択という、いわゆる『おやじ化』しているのですが、(それも肯定しつつ)、もう少しリフレッシュの仕方に幅を持ちたい気持もあります。

ここ1年を思い返して気付いたのですが、美容など自身の身体への労りが減っていることに気付きました。以前はペディキュアもして、髪も巻いたりしていましたが、今は見る影もありません。
もっときちんとしていたい!少しでもきれいにしていたい!という思いはあるのに身体がついていっていない?ようです。

同じ年代でも、子供を持つママでも、もっときちんとされている方が沢山いるため、自分の怠惰さだと思います。全てにエネルギーがない訳ではないのですが、私はてきめん美容やおしゃれ関係への感心が減ってしまったと感じています。
今回を機に、残り4ヶ月もう少し美容関係も頑張ってみたいと思います。

皆さんはどう自分と向き合い、自分をいたわっていますか?

さて、もうひとつの『人』、「他者」との向き合い方についてです。
最近、これまで自身が経験したことがない状態を慮る(おもんばかる)ことの、難しさと大切さを実感しています。
具体的には、「つわり」と「パパの育休」です。
自身は経験がないため、つわりのつらさが見た様子だけでは十分にわからず、「きつい時は言ってね」と伝えていても、無理させているのだと反省しました。セラピストの仕事はしゃがみ動作や抱える動作もあるため、身体への負担も大きいと思います。
実働の中でどういう姿勢や動作がきついか、具体的にどのくらい食べられているか、勤務後に家でぐったりしていないか、など本人に一存せず、状態を把握すること、声かけの頻度も大切だと学びました。初めての妊娠の場合は特に、本人も「休んだ方がいい」との判断が難しかったり、遠慮する可能性があったりすることを前提に、こちらから配慮していきたいと思っています。

また、「パパの育休」についても、職場での制度が整いつつある段階です。昨年より、産後2週間休みをとったパパ職員が、休んでよかったと心から話していました。その時にしか出来ないこと、限られた期間でも育児を分担すること、ママにとってもパパがいてくれる安心感など、パパの育休の重要性を教えてもらえました。これまで体制が整っていないなど、自身が経験していないため十分な対応が出来ていなかったと反省するとともに、今後はもっと取得しやすいよう配慮していかないといけないと感じています。

自分だけでは経験できないことも、職場や周りの人を通して教えてもらい、学べることが、人と向き合うことの醍醐味でもあると感じています。コロナ下で新しい出会いは少なくなりましたが、今出会っている人たちとしっかり向き合い、沢山のことを吸収していければと思っています。

執筆者:maittankobu
作業療法士として20年目。いつの間にか管理職11年目となり、いつまでも働けるこころと身体作りをモットーに、日々楽しく勉強中です。

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